1948-04-06 第2回国会 衆議院 労働委員会 第2号 わが國の労働組合は、御承知のように戰後二年余りの短期間のうちに、六百万以上という組合員を擁する急速な発達を遂げましたので、この短期間のうちに急速に発達をしたということや、あるいはこの間インフレーシヨンの急速なる高進、労働者の生活不安の極度の深刻化に伴う爭議の頻発等という、いわば敗戰後の特殊な客観的情勢の事情のもとにおける若い労働組合として、そこには冷靜に判断すれば、多少の遺憾の点があつたということは 島上善五郎